先日、明治座にて西遊記の舞台を見に行きました。
その日は千秋楽でしたが、私が見たのは昼の部でしたので本当の最後というわけではありませんでしたがとても素敵な舞台でした。
物語は、孫悟空(片岡愛之助さん)が、天上界で大暴れをし、玉帝(曽田陵介)に追い出されたものの、反省も見られないことから釈迦如来(藤原紀香・映像)に戒めとして、五行山に封じ込められるところから始まります。
それから五百年の月日が経ち、三蔵法師(小池徹平さん)に助けられた悟空は、三蔵法師と共に経典を求めて天竺まで旅をするという物語。その道中、猪八戒(戸次重幸さん)、沙悟浄(加藤和樹さん)、玉竜(村井良大さん)が次々仲間に加わり長い旅が始まる、という皆さんも良く知ってらっしゃるお話です。
私は元々舞台やミュージカルは好きなのですが、なんといっても出演者があまりに豪華だったので思わず購入してしまいました。
購入した時期が、開演中だったこともあり座席も最後の一席で、3階席2列目の左寄りの席になりました。
舞台やミュージカルは何ヶ月も前にチケットが販売されることが多いのですが、最近はあまり先の予定が分からないのでなかなか事前に購入することが難しく、直近1~2ヶ月くらいでも買える席となると、良い席は埋まってしまっています。
3階席から見た景色はこんな感じです。割と見えるなって印象でしたが、顔の表情までは見えませんでしたのでオペラグラスはあった方が良いです。持ってない方は500円(保証金2,000円)で借りることも出来ます。
舞台はLEDを沢山使った豪華なパネルセットが使われていて、まさに令和の時代という感じ。
でもセットの移動は自動ではなく人の手で移動するという「ちぐはぐさ」も。
そしてエンタメ要素も満載で、ところどころに昭和なギャグがちりばめられていましたよ。
また、ワイヤーでの「フライング」は迫力があって見所の一つとなっています。
驚いたのが、猪八戒(戸次重幸さん)、沙悟浄(加藤和樹さん)、玉竜(村井良大さん)の毎回違うアドリブでの掛合い。てっきり台本があるのかと思っていました。さすがプロですね。
個人的には三蔵法師役の小池徹平さんの演技がとても良かったです。
キャラがしっかりつくられていてとても笑わせていただきました。
千秋楽ともなると演者さんも演技に余裕が出ていたりして上演最初の緊張感とはまた違う雰囲気が味わえるのが千秋楽の醍醐味ですね。
グッズも沢山販売していて、私は出演者が載っているクリアファイルを買いました。
松平健さんだけは独自のグッズコーナーがありました。人気なんですね。
休憩が30分あり、その間にお昼ご飯が食べられます。
事前にお弁当を予約していると、専用のお部屋でお弁当が食べられますし、共有スペースにベンチがいくつかあるのでそこで軽食取っている方も沢山います。
ロッカーもあるので荷物が多くても大丈夫です。100円入れると最後に帰ってくるタイプです。
現在は明治座創業150周年ファイナル公演として、舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」が2024年2月6日(火)~3月3日(日)の間上演されています。
公式HP
藤原紀香さんが見たくてまたまたチケットを購入してしまいました。
これを楽しみにお仕事頑張りたいと思います。