15日で完成!初めての事業計画書作成ステップ

【DAY10】まず全体像をつかもう!「事業の概要」の書き方|小規模事業者持続化補助金

今日は補助金申請においてとても重要な項目、「2.販路開拓等(生産性向上)の取組み内容」の中から「2-1 事業の概要」の書き方についてお届けします。

「事業の概要」とは?

このパートは、審査員があなたの補助事業を最初に読む場所。
ここで「どんなことをやろうとしているのか」が一目で伝わることがとても大切です。
書く内容はざっくりでOK。

誰に・どんな商品やサービスを・どう届けるのか、全体像を短くまとめてみましょう。
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こんなふうにまとめてみよう

【記載例】事業の概要
アレルギーや健康のためにグルテンフリー生活を送っている方も、誰かと一緒にケーキを楽しめるように。
当店では、グルテンフリーのガトーショコラとドーナツの開発に取り組みます。
これらのスイーツは米粉を使用しつつも、濃厚でしっとりした味わいを実現し、「普通においしい」と感じてもらえる商品を目指します。
販売は店頭だけでなく、マルシェやインターネット、SNS広告やチラシ配布も活用し、幅広い層への販路拡大を図ります。

👆こんな感じで全体像を書いて下さいね。

ポイントは「読んでスッと理解できるか」

良くありがちなのはついついだらだら書いてしまうこと。
一生懸命説明しなきゃ、、という気持ちの表れなんですよね。わかります。

でも審査員は短期間にたくさんの事業計画書を審査します。
冗長的なわかりにくい文章は読んでもらえないかもしれません。

・専門用語は避ける
・1文を長くしすぎない
・商品やサービスの特徴を一言で表す

こんなことを意識しながら書いてみて下さい。

「補助金を使ってやること」のイメージがここでパッと伝われば、次のパートも読みやすくなります。

 

まとめ:事業の全体像を“パッと伝える”ことが第一歩

「事業の概要」は、あなたの取組みの“入口”となるパート。
審査員が最初に目にする場所だからこそ、読みやすく・伝わりやすい文章で全体像を描くことが大切です。

まだ細かい説明は不要。
「誰に、どんな価値を、どう届けたいのか」を端的に言葉にすることで、あなたの想いや計画の方向性がしっかり伝わります。

まずは難しく考えすぎず、あなたがやりたいことを素直に書いてみましょう。

📌次回は・・・「なぜそれをやるのか?」を深掘りします!

次回【DAY11】では、「なぜその取組みが必要なのか」を書く【背景・目的】について整理していきます。
読んで納得してもらえるストーリーを一緒に作っていきましょう!

今日もお疲れ様でした👏👏

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