15日で完成!初めての事業計画書作成ステップ

【DAY11】その取組み、なぜ必要?「背景・目的」の伝え方|小規模事業者持続化補助金

今日は、補助金申請書の中でも「この計画には必要性があるのか?」を判断される大事なパート、「2-2 背景・目的」についてお話しします。

なぜこの取組みをするのか?を言葉にしよう

ここでは、あなたが補助事業に取り組む理由を丁寧に伝えます。

単なる理想論ではなく、実際に感じている課題やお客様の声など、リアルな背景があると説得力が増します。

こんな構成で書こう

【記載例】背景・目的
当店はこれまで手作りチーズケーキを中心に提供してきましたが、最近は新規のお客様が減り、売上も徐々に減少傾向にあります。
健康志向やアレルギー対応のニーズが高まっている今、そうした要望に十分応えられていないことも課題です。
「アレルギーで食べられない」ではなく、「一緒に楽しめる」を当たり前にしたい。そんなお客様の声に応える商品を作ることで、ファンを広げ、売上の回復と価値の再構築を目指します。

書き方のポイント💡
・事実ベースの課題(売上減・ニーズの変化など)を書く
・主観だけでなく、顧客の声や時代背景を交える
・“どう変わりたいか”という未来への視点を入れる

経営課題を書くだけでは少し物足りないので、あなたの想いを入れると寄り伝わりますよ😊👌

まとめ:「なぜやるのか」が伝われば、計画に説得力が生まれる

「背景・目的」は、あなたの補助事業に“本当の意味”を与えるパートです。

ただ「こうしたい」だけではなく、「なぜそれが必要なのか」「今どんな課題があるのか」をしっかり伝えることで、計画に深みと説得力が加わります。

特に、小規模事業者持続化補助金では“地域性”や“顧客ニーズへの対応”が重視されます。
あなたの事業がどう社会やお客様の役に立つのか、その背景を丁寧に言葉にしていきましょう。

※様式2の書き方は明日まとめて掲載します。お待ちください🙏

📌次回は・・・「どんな活動をするのか?」を詳しく書いていきます!

【DAY12】では、実際に補助金を使ってどんなことをするのかをまとめる「2-3 具体的な取組み」の書き方を見ていきます。

補助金を使った経費の使い道までイメージできるようにしておきましょう!
今日もお疲れ様でした👏👏

 

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