今日は、事業計画書の中でもとても大切なパート、「4.経営方針・目標と今後のプラン」のうち「経営方針」についてお話しします。
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経営方針とは、あなたの羅針盤”です
経営方針とは、「あなたの事業が、これからどんな方向に進んでいきたいのか」を表すもの。いわば、事業の“羅針盤”です。
たとえば…
• 地域に根ざして、ファンを増やしていきたい
• 高付加価値の商品を育てて、単価を上げていきたい
• ECや法人など、新しい販路を開拓したい
これまでに考えてきた「自社の課題」「強み」「チャンス」を活かしながら、あなたらしい方向性を言葉にしてみましょう。
書き方のポイントは、「自分らしいストーリー」
形式ばった表現よりも、「なぜそうしたいのか」「どんな未来を描いているのか」が伝わるように書くのがコツです。
記載例:
当店は、健康志向や食の多様性に対応したチーズケーキ専門カフェとして、地域のお客様にもっと愛されるお店を目指します。リピーターさんを増やしながら、グルテンフリーやアレルギー対応の新メニューも取り入れていきます。また、遠方のお客様にも楽しんでいただけるよう、オンライン販売にも挑戦していきます。
→こんなふうに、「誰に・何を・どうしていきたいか」が書けていればOKです!
方針を書くことで、事業の軸がブレなくなる
事業をしていると、いろいろな情報や意見に振り回されがち。
でも、経営方針があると「うちが目指すのはここだから」と迷いにくくなります。
まずは、自分の中にある「やってみたい」「こうありたい」を言葉にしてみましょう。
次回は、いよいよその方針を“現実の計画”に落とし込む「今後のプラン」について、一緒に考えていきます!
まとめ:経営方針は、あなたらしさが光る“道しるべ”
経営方針は、あなたの事業が「どこを目指しているのか」を示す、とても大切なパートです。
これまでに考えてきた「課題」「強み」「やってみたいこと」を組み合わせることで、自分らしい“道しるべ”が見えてきます。
大切なのは、立派な言葉よりも、あなた自身の想いやストーリーが伝わること。
背伸びしすぎず、素直な言葉で未来の姿を描いてみてください。
「様式2の書き方がよくわからない…😢」というあなたに
具体的にどう書くのか分からない方に該当部分のスクショを貼っておきます。
参考にしてみて下さい👍
📌次回は・・・
次回の【DAY8】では、今回立てた経営方針をもとに、「じゃあ、これから3年間で何をするの?」という“「今後のプラン」”を立てていきます。
補助金の審査でも重要視される部分なので、具体的に、かつワクワクする内容を一緒に考えていきましょう!
今日もお疲れ様でした👏👏
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