DAY7では、「経営方針=未来の方向性」について考えましたね。
今日はその続き、「今後のプラン」を具体的にどう立てるかを見ていきましょう。
Table of Contents
計画は“3年スパン”で現実的に!
経営方針が理想の未来だとしたら、今後のプランはそこに向かうための“実行計画”です。
ここでは、3年間でどんな行動をするか、できるだけ【数字】と【時期】を入れて考えてみましょう。
例:チーズケーキ専門カフェのプラン
1年目:
• 接客力を強化するため、接客マニュアルを見直し、月1回のスタッフミーティングを実施
• SNS(Instagram)で週2回投稿、新メニューや素材のこだわりを発信
2年目:
• グルテンフリーの焼き菓子を3種類開発
• 地域のイベントやスーパーに委託販売をスタート
• アンケートを実施して、顧客ニーズを収集
3年目:
• 自社ECサイトを立ち上げ、全国発送に対応
• 毎月の売上をチームで共有し、改善のPDCAをまわす
→ポイントは、“今できそうなこと”から“理想の姿”に近づいていくストーリーになっていることです。
「現実的だけどワクワクする」が理想
夢だけでもNG、現実的すぎても魅力が伝わらない。
そのバランスを意識して、「できそう」「やってみたい」「必要とされている」ことを掛け合わせてみてください。
「方針(羅針盤)」と「プラン(地図)」がそろえば、事業の未来はもっとクリアに見えてきます。
まとめ:「できること」から始める3年計画
「今後のプラン」は、理想の姿に向かうための“現実的な地図”です。
すべてを完璧に書こうとしなくても大丈夫👌
今の自分にできること・やってみたいこと・必要とされていることを少しずつ積み上げていくイメージでOKです。
数字や時期を入れることで、行動のイメージが具体化され、補助金の審査でも説得力がアップします。
「一歩ずつでも進んでいける計画になっているか?」を意識してみてくださいね。
「様式2の書き方がよくわからない…😢」というあなたに
「様式2の書き方がよくわからない…」という方のために、DAY8の様式2 記入例をご用意しました。もし書き方に迷ったら、この記載例をヒントにしてみてください。
📌次回は・・・
【DAY9】では、いよいよ補助金申請の核心部分、「補助事業計画」を書くパートに入ります。
ここまで整理してきた経営方針や今後のプランを踏まえて、「なぜその取組みが必要なのか?」を具体的に説明していきます。
審査の中でも特に重視されるポイントなので、ぜひ一緒にじっくり考えていきましょう!
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