経営について

2021年分の経費の精算は済んでいますか?

こんにちは、埼玉の中小企業診断士の関野です。

個人事業主の皆さんは12月で会計の締めになりますね。12月までにかかった経費や、売上の集計はちゃんとできていますか?

確定申告は2月16日~3月15日までなので、まだまだ大丈夫!って思っているとあっという間にバタバタしてその日が来ます(笑)

経費の精算はこまごまとしていますので意外と時間がかかります。
領収書がたまっている方は、早めに会計ソフトへ入力しちゃいましょう。

会計ソフトへの入力の仕方

皆さん、会計ソフトに入力するときに、領収書を見ながらいきなり入力していますか?
私はこれはお勧めしません!

まずはExcelで一覧表を作ってから、会計ソフトへコピペしましょう。

Excelに入力してから会計ソフトに入力なんて、二度手間じゃないの?
コピペするだけなのでそんなに手間はかかりませんよ。

Excelを使う理由

ではなぜExcelで表を作ってから会計ソフトへ入力したほうがいいのかをご説明しますね。

漏れやダブりに気付きやすい

まず一つ目の理由として、領収書からいきなり会計ソフトに入力してしまうと、漏れやダブりが発生してしまったときに気付きにくいからです。
人間(自分)が入力するわけですから、間違いは発生します。でもExcelで管理しておくと、合計額などで一致させることが簡単にできますので、間違いに気付きやすいと思います。
いわゆるダブルチェックが可能なんですね。

データの再現が可能

もう一つの理由としては、もし入力中に何かしらのトラブルでデータが消えてしまっても、すぐに入力し直すことができるからです。
クラウド会計を使っている場合、ネットワークの調子が悪く、入力していたのに消えてしまった!という事があるかもしれません。仮にそのような事態に陥ってもExcelで管理していればまた入力し直すことが可能です。

全体像が見やすい

会計ソフトを見慣れていない場合は、Excelのほうが全体像が見えやすいと思います。
また、たくさん入力しているとどこまで入力したんだっけ?となることも多く、この場合もExcel表と見比べれればどこまで入力したのかもわかりますので、時間の短縮につながります。
売上がいくらで何にいくら使ったのかがパッとわかると経営判断もしやすいですね。

 

以上のことから、民間企業での経理歴4年の私としては、Excelで入力してから会計ソフトに入力するほうが後々楽かなと思います。

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