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“やる意味あるんですか?”と言われた女性が、もう一度やりたいことに向き合えた理由

※この記事は、実際のご相談内容を元に、一部状況や表現を変更して掲載しています。ご本人が特定されることのないよう配慮しています。

 

 “やる意味あるんですか?”と言われて、やめかけた夢の話

「ヘッドスパをやってみたいんです。でも前に“それ、やる意味あるんですか?”って言われて、なんだか迷ってしまって…」

これは、実際にご相談に来られた女性起業家の言葉です。

長年、地域に密着した美容サービスを提供し、今ではスタッフに任せられるほど事業が安定。
そんな中、「ヘッドスパを開業したい」という新たな夢が浮かんできたそうです。

けれど、ある相談先で言われた一言が、その想いにブレーキをかけてしまいました。
「本当にこれって意味があるのかな?」と、自分でもわからなくなってしまったといいます。

 

“やりたいけど、自信が持てない”女性のために

このようなご相談は実はとても多く、特に**美容やケアに関わる女性起業家**に多く見られます。

- サロンや施術メニューを増やしたいけれど、需要があるかわからない
- 自分がやりたいことを言語化できず、説明に自信が持てない
- 周囲から否定されたことで、迷いが大きくなってしまった

そんな方こそ、「なぜそれをやりたいのか?」を一緒に考えてみることが大切です。

 

技術ではなく、“あなた自身”が価値になるとき

この相談者の方に詳しくお話を聞いてみると、単に「ヘッドスパを提供したい」ではなく、

「介護や育児などでストレスを抱える女性たちに、癒しの時間を届けたい」
という、強い想いがあることがわかりました。

その方はお話がとても上手で、人の気持ちに寄り添う力を自然と持っているタイプ。
私はこうお伝えしました。

「もしかしたら、あなたのヘッドスパの価値は、技術だけじゃなくて、
あなた自身が“話を聞いてくれる人”として、頭も心もスッキリできる“時間と空間”を届けることじゃないですか?」

すると、「そうなの!そういう居場所を作りたかったの!やっぱり男の人じゃ分からないのよねぇ〜」と、笑顔に。

 

起業のモヤモヤは「価値の言語化」で晴れる

私たちはつい、「事業=メニューやサービス」と捉えてしまいがちです。
でも本当に大切なのは、

🔸 なぜそれをやりたいのか?
🔸 それが誰のどんな悩みを解決するのか?
🔸 自分だからこそできることは何か?

こうした“根っこの価値”を言葉にすることです。
それが明確になると、自信を持って進めるようになります。

 

ヘッドスパや美容系で起業したい女性へ

あなたが「やってみたいけど不安…」と感じているなら、
それは決して悪いことではありません。

むしろ、その中にこそ、“あなただからこそ届けられる価値”が隠れていることが多いのです。

「やりたい理由がぼんやりしている」
「価値をうまく伝えられない」
そんな時は、一人で悩まず、気軽に話してみてください。

 

“自分らしいビジネスを育てたい”という方と、一緒に考える場を作っています。
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