今日からいよいよ、補助金申請に必要な「事業計画書」の作成を始めていきます。
「小規模事業者持続化補助金」の通常枠を利用する方は、計画書の内容を直接システムに入力する形式です。
ただし、直接打ち込む前に、一度Wordなどでしっかりと文章を整理しておくのがおすすめです!
創業型の方は様式2を補助金ホームページからダウンロードして下さいね。
Table of Contents
経営計画書の最初は「企業概要」から
最初に書くのは、自分の会社やお店の紹介です。
現在どんな事業をしているのか、どんなお客様にサービスを提供しているのかなど、事業の“顔”になる部分ですね。
通常枠では以下の3つに分かれています:
1-1 自社の概要
1-2 現在の売上、利益の状況
1-3 経営課題
創業型の場合は、「1.企業概要」として一つの項目になっていますが、内容は基本的に同じですので、通常枠と同じように分けて書いていくのがおすすめです。
“1-1 自社の概要”を書いてみよう
ここでは、会社や店舗の基本情報を書きます。形式は自由ですが、以下のように箇条書きにすると見やすいです。
【記載例】企業概要
事業所名:○○
代表者名:○○
所在地:○○
業種:○○
営業時間:○○:○○~○○:○○
定休日:毎週○曜日
HP:http://www.sample-cafe.com
※お店の写真などを入れると、事業の雰囲気がより伝わって好印象です!
次に、創業のきっかけや、これまでの事業の歩みを簡単に「沿革」として書きましょう。
【記載例】沿革
・2018年 埼玉県○○市にて夫婦でカフェを開業。
・2019年 季節限定の手作りスイーツが地元メディアに掲載されて来店客が増加。
・2020年 コロナをきっかけにテイクアウト販売を導入。
・2022年 一部の商品をインターネット販売を開始。
最後に、現在の事業内容についても触れておきましょう。
写真やメニュー、特徴などを交えて説明するとイメージが伝わりやすいです。
【記載例】事業内容
主なサービスメニュー
・珈琲(ホット・アイス) 450円
・カフェオレ 550円
・クリームソーダ 600円
・チーズケーキ 500円
甘すぎない本格チーズを使用した手作りチーズケーキが好評でリピーターが多いことが当店の強みです。
まとめ:まずは“自分のこと”をしっかり言葉にしよう
事業計画書は、難しく考えがちですが、最初に書く「企業概要」はまさに“あなた自身の紹介”です。
どんな思いでお店を始めたのか、どんなサービスを届けているのかを、自分の言葉で整理してみましょう。
沿革やメニュー、店内の写真なども加えると、事業の魅力がより伝わります。
小さな一歩でも、一つひとつ形にしていけば、計画書は必ず完成に近づきます。
「様式2ってどう書けばいいの?」という方のために、実際の記入例をご用意しました。
書き方のイメージをつかみたい方は、ぜひこちらの記入例を参考にしてください👍
📌次回は・・・
次回は「1-2 現在の売上・利益の状況」の書き方をお伝えします。
お疲れさまでした👏👏
一歩ずつ、計画書を完成させていきましょう😊
________________________________________
本記事の内容・図表・記載例などは、© 2025 セールスサポート中小企業診断士事務所 により作成されたものです。無断転載・複製を禁じます。