こんにちは。
今回は、PR業界のレジェンド・吉柳さおりさんが語る「PR4メソッド」について、YouTubeでの講演動画を視聴し、私なりに要点をまとめました。
元動画出典:
[ベクトル 吉栁さおり「レジェンドが伝承するPR4メソッド」]
https://www.youtube.com/watch?v=TvKm9U2nDdM
Table of Contents
PRとは
PRとは、PRとは「Public Relations(パブリック リレーションズ)」の略で第三者評価を通して価値を伝える活動です。
広告のように「自分発信」の情報ではなく、「相手が受け取って価値を感じる」情報設計が求められます。
そのためには、自己利益ではなく他己利益を考える姿勢が重要です。
PR 4メソッド(PRの4箇条)
①ズバる(=言語化)
人が思わず口にしたくなる、ハッシュタグになるような言葉をつくる。
例:「ガチ中華」など、覚えやすく、共感を生む言葉が鍵。
②ビジュアライゼーション(=視覚化)
商品の機能をそのまま見せるのではなく、「体験の入口」としての価値をビジュアルで伝える。
画や写真とセットで伝えることで、行動につながりやすくなります。
③俯瞰する(=USPを見つける)
自分だけの視点ではなく、『全体を俯瞰することで唯一無二の価値(USP)』を見出す。
ズバる言葉も、この俯瞰から生まれます。
④巻き込む(=共感を呼ぶ)
「ねぇねぇ、聞いて」と言いたくなるような、『身近な語り口と接点(タッチポイント)』で情報を届ける。
SNSやテレビ、雑誌など、ターゲットの行動に沿った導線設計が大切です。
ソーシャルインサイト
PRをズレなく届けるために、3つの視点を何度も往復することが大切です。
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社会(トレンド・時事)
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市場(ビジネス)
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ターゲット(ツボ・感情)
この3つをバランスよく設計することで、届くPRになります。
※特に「ターゲット視点」から始めると、精度が高まるとのこと。
🧭PR設計の全体像
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目的は「露出」ではなく「人を動かすこと」。
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「誰に、どう感じてもらいたいか?」からメディア設計を逆算する。
成功事例:KISS ME「顔採用、始めました」
社会性・話題性・ビジュアル・ツボを押さえた好例として紹介されていました。
“ニュースにしたくなる仕掛け”が詰まっているとのこと。
まとめ
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PRは自分の経験や知識を編集する力でもある。
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「全ての道はPRに通ずる」という言葉の通り、日々の気づきがPRのヒントになる。
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情報を“伝える”ではなく、“伝わるように設計する”ことが大切。
以上、私自身の備忘録を兼ねた学びのまとめでした。
PRや情報発信に関わるすべての方にとって、ヒントになる内容だと思います。
興味がある方は、ぜひ元動画もご覧ください!