補助金

【小規模事業者持続化補助金】<低感染リスク型ビジネス枠> 経営計画書の書き方講座 第4回目

本日は小規模事業者持続化補助金の経営計画書の書き方講座、第3回目となります。

第1回目はこちら⇒経営計画書の書き方講座 第1回目
第2回目はこちら⇒経営計画書の書き方講座 第2回目
第3回目はこちら⇒経営計画書の書き方講座 第3回目

本日が最後の講座となります。それでは続きを書いていきましょう。

<補助事業計画>3. 補助事業の効果

経営計画書には「※補助事業の実施により、自社の経営に与える効果について記載してください。」と記載があります。

補助事業を取り組むとどんな効果をもたらすのかを定性的・定量的に書きましょう。効果と行ってもいろいろな側面からの効果があると思います。分かりやすく説明するため項目ごとに書いていきましょう。

・取り組みに対する直接的な効果
・資金面での効果
・効率面での効果

それではひとつずつご説明いたします。

・取り組みに対する直接的な効果

補助事業を行った場合の直接的な効果を説明します。例えばECサイトを制作すれば、ネット通販が可能になりますよね。そういった事を簡単に書きましょう。(目安3~4行)

・資金面での効果

補助金をもらうから資金が増える、といった事ではなく、簡単な収益計画みたいなものを書きましょう。補助事業を行うと、販売数や来店客がどのように増えて、売上がどのように増えるのか、など表を使って説明出来るとベストです。(目安3~4行)

例)令和4年度の売上予測

・効率面での効果

ITツールの導入や業者への委託、外注などを行った場合、売上の増加だけでなく、作業の効率化による生産性の向上などが見込める場合があると思います。取り組み内容の中で当てはまりそうであれば、それも説明しておくといいでしょう。(目安3~4行)

以上で終了です。ここだけで1ページくらい使うイメージです。経営計画は全部で5ページまでに収める必要があります。少なくても構いませんが、あまりに少ないと伝えきれない可能性があります。やはり5ページは使ってきちんと書き上げた方が採択はされやすいと思います。

ここまで書き上げるのに慣れていないと10~20時間程掛ってしまうかもしれません。
全部書き終えたら一度目を通し、誤字脱字がないか確かめてくださいね。そして、作成した経営計画書を誰かに読んでもらって分かりやすいか確認してもらうと良いと思います。

当社では経営計画書の添削も行っています。もし確認して欲しい場合はお問合せください。

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